初心者でも3か月の練習でホノルルマラソン完走できる
一度はホノルルマラソンに参加してみたいと思ってる人っているんじゃないかなと思います。でもわからないことがあり過ぎて迷ってるうちに申し込み期間が終了してしまった・・・そんな数年が経ってる人もいるかも知れません・・。
私はそんな中の一人でした。
ある日、会社の数人がホノルルマラソンに参加して走ると言い出して盛り上がったので、そこに便乗していくことができました。
ホノルルマラソンを経験したいと思い続けてたものの、それに向けての準備なんてものは全くしてませんでした。
そんな私でも6時間２４分で完走できたので、今、行こうかどうか迷ってる人の参考になれば幸いです。
時系列でまとめてみました。
- 8月末 参加申し込み
- 目標設定をする
- 9月初旬～ 練習開始
- 10月中旬 ハーフマラソン大会で２１ｋｍを経験しておく
- 10月中旬～12月初め 土日のみジョギング
- ホノルルマラソン当日
- ゴール後
- 翌日
- 最後に
１．8月末 参加申し込み
8月末に申し込みました。
マラソン参加費用＋ホテル宿泊費＋渡航費などで、一人部屋を希望したので、ちょい高くなって２５万円（食事なし）ぐらい払いました。
ＪＴＢさんで、会社の偉いさんたちと一緒に行ったのでホテルのランクが高かったので、これぐらいの価格になりました。
旅行会社の規模の大小の差は現地でのさまざまなサービスで差が出てました。
私が記憶しているのは、ＪＴＢさんの場合、完走後の休憩場所がゴール地点からすぐのところにありました。食べ物・飲み物はものすごくたくさん種類があって、おいしくて食べ放題でした。その他何もかも至れり尽くせりで何一つ不自由なく過ごせました。
なので、総合的には25万円払う価値はありました。
今年もこんな感じでツアーの案内がされてます。
でもマラソン参加だけを最大の目的であれば10万円前後で行けるツアーもあるので、目的に応じて申し込んだらいいと思います。
とにかく申し込んでしまえばもう逃げられない・・・と思って、自分を追い込みました。
２．目標設定をする
私の場合は、
- ６時間で完走する（前半２１ｋｍを３時間・後半２１ｋｍも３時間）
- マラソン大会翌日も楽しく過ごせる体力を残しておく
この２つにしました。
３．9月初旬～ 練習開始
参考までに、
私は、高校3年間、女子サッカー部でハードな運動をした経験がありました。
なので多少は何とかなるんじゃないかなと思ってました。
このホノルルマラソンに挑戦したのは、２９歳の時で、体重が増加してる時でした。それでも何とかなるかなと思ってました。
そして練習開始一日目です。
いざスタートしたものの、家の前の道路を５０ｍも走れませんでした。息が切れてどうにもなりませんでした。
これはハッキリ覚えてます。さすがに焦りました。
その後すぐに、まずやったことが、初心者でも完走できるための本を１冊とランナーズという雑誌も買って読みました。
だいたい9月頃からマラソンに関する本とか雑誌が書店に行くと並び始めるので見つけやすいと思います。
本を読むと、ものすごくゆっくり（歩いてるのと変わらないぐらいの息が乱れない速さ）で、できるだけ長い距離を走れることを目指しなさいと書かれてました。
とにかく頑張るのはスピードではなくて距離だと。
とは言うもののゆっくり走るのも難しかったので、最初の２週間ぐらいはウオーキングを平日詰めて、1時間ぐらいしてたと思います。
2週間ぐらいウォーキングをすると、不思議とゆっくり走れるようになるんです。
9月後半から10月中旬までは週末の土日だけゆっくりペースで６～８ｋｍジョギングしました。
４．10月中旬 ハーフマラソン大会で２１ｋｍを経験しておく
これも本に書いてありました。
いきなりフルマラソンは距離感がつかめないから、その前に一度ハーフを経験しておくことで、感覚が掴めるというアドバイスでした。
これは経験しておいて良かったです。
ハーフマラソンは、茨木市の万博記念公園の外周を４周走るコースの大会でした。2時間9分で完走しました。完走できたけど、経験したことのない疲労感でした。
この半分の距離でこんなにしんどくなるのか・・・、本番はこれの２倍の距離か・・・と、覚悟もできたように思います。
５．10月中旬～12月初め 土日のみジョギング
夕方１６：００～１８：００の時間帯で、土曜日８ｋｍ、日曜日８ｋｍジョギングしました。
この時期は走り始める前と後のストレッチを意識してしっかりめにしました。
この時期に怪我してしまうとせっかくのホノルルマラソンを楽しめなくなると思って、風邪もひかないように、かなり慎重に体に気を遣いながら過ごしました。
６．ホノルルマラソン当日
1:00 バスでホテル出発（おにぎり1個・バナナ1本もらいました）
1:00～4:30 出発地付近で待機（トイレが長蛇の列でした）
4:30～5:00 完走予想タイム順に並ぶ（外国人1.5万人＋日本人1.5万本でした）
5:00 スタート！！
走る時のポイントは、
・日中の暑さ対策で帽子は必須。
・食べ物が一定間隔で置いてあるけど、食べれるの早く走れる人たちだけ。
お腹がすいたらスタミナが切れて走れなくなるので食料も必須。私はウィダインゼリーを２袋持参で走りました。先のことがわからなかったのでチビチビと接種しながら走りましたが、結果的には1袋あれば十分でした。
・足腰がだるくなってきたとき対策用に冷感スプレーも持参で走りました。これも途中２５ｋｍぐらいの地点で太ももの後ろがものすごく怠くなって鈍い痛さも出てきたので、その時に歩きながらスプレーをかけたら、ものすごく気持ちよくて、痛みが緩和されました。持ってて本当に良かったと思えました。
私の場合は、４５分走る→４５分歩く→４５分走る→４５分歩く・・・で３時間。３時時間でハーフの距離まで行って、残りも同じ感じで走るのと歩くのを繰り返して完走する計画でした。ほぼこの計画通りにできました。
ここ大事なポイントでした。
最初は、みんな気持ちが盛り上がってるし興奮しがちだし元気なので、頑張ってしまうんです。私も４５分走った時点で、まだ全然走れる体力でした。でもここで頑張ってしまうと最後はクタクタになり過ぎて大変になるだろうなと思い、ここは割り切って歩く時間を作りました。
２５ｋｍ超えたあたりから、未知の世界でした。
走っても走ってもなかなか進んでくれない印象が強かったです。途中、腹が立ってきて人に聞こえない小さい声で「１ｋｍってこんなに長かったっけ？？」とか「まだかー！」とかブツブツ言ってた覚えがあります。
そして、このあたりからお腹が空いてきて、前に進めない感じになりました。
お腹が空き過ぎたら人間はどうなるかご存じですか？
私は知りませんでした。
生まれて初めてお腹が空き過ぎたら人間はスタミナが切れて動けなくなるということを体感しました。
足が怪我したとか、肺が疲れて、心臓が疲れて断念とかだったらわかるけど、スタミナ切れで断念することがあり得るとは全く想像してませんでした。ウィダインゼリー持ってて良かったーーー！と、思いました。
ゴールまでのラスト１ｋｍは、沿道に大勢の人がいてくれて、走る人全員にエールを送ってくれてました。今、その光景を思い出しても涙が出てきます。当然その時は泣きながら走ってゴールしました。
７．ゴール後
一回地べたに座ると、なっかなか立てなかったです。
全身が超不自由でした。全身痛かったです。筋肉がカチカチになってました。
ものすごく疲れ切ってましたが、気分はずっと元気でした。
完走できたことへの感動と興奮でずっと胸がいっぱいでした。
８．翌日
朝ベットから起き上がるのも大変で、何もかもが大変でした。
みんなで朝食を食べに出かけた時のことを覚えてます。
ちょっとの段差も激痛が走るし、階段なんて、特に下りは「ん？どうやって足を動かしたらいいんだろう？」と思うほどどこもかも痛すぎて体をどう動かしたらいいかがわからない感じでした。
でも、その痛さもみんなで笑いながら動いてました。
街で出会う人の多くが完走Tシャツ着て歩いてました。
私たちも着てたので、出会うたびにあの長い同じ道を走った仲間という意識が芽生えながらの挨拶でした。
９．最後に
あれから19年が経ちました。
ホノルルマラソンを経験して良かったといつも思ってます。
あの開放的な空間で、陽気な人たちがたくさんいて、制限時間は８時間とされているけど、８時間超えてゴールしてもちゃんとあたたかく迎え入れてもらえるんです。
初めて挑戦するならホノルルマラソンは本当にオススメです。
この感動はみんな経験しても損はないと思います。
私は、まずはちゃんと店頭に行って、店員さんにアドバイスをしてもらって、サイズ合わせをしっかりとしてもらってジョギングシューズを買いました。
次に上下のウエアを何枚か買いました。それを着て外に出たいという気持ちにさせてテンション高めました。
 |
走れるようになってからジョギング用の腕時計を買いました。
段階を経ながらジョジョに準備していったという感じです。
初めてフルマラソンに挑戦する方のお役に立てれば幸いです。
感動が待ってます。
自己紹介
はじめまして。
生きてるといろいろなことがあります。
普通と言えば普通だけど、私の人生はどうなんだろう？と考える年齢になってきたように思います。
若い時は、先のことはさほど考えずに仕事に没頭する毎日を送ってきましたが、これからは、自分の日々の考えていることや行動などから人格が形成され、人となりがにじみ出てくる年齢になってきます。
そんな中で、今は美容と健康に敏感になってます。
特にこのブログでは、 私の日々の生活の中で常につきまとっているダイエットについて記録していきたいと思います。
5kg減を5年前からずっと５kg減を目指してます。
たった５kgに思えるのに、この５kgがなかなか実現できず苦戦中でして・・・。
若い時は、いろんなダイエットをしました。
実際結果も出してきました。
でもそういうダイエットは、やめてしまうと3ヶ月ぐらいはもったとしても、そのうちいまた増えてしまうんですよね・・。
ですが、今はもう無茶なこと、我慢しすぎることをせず、何かイイ方法はないものかなと探しながら右往左往してるとこです。
頑張ります。
応援よろしくお願いします。
masamiblogへ
メタバリアEXと大人のカロリミット、アラフィフ女子はどっちを選ぶ？" | masamiblog
